M&A(合併と買収)

先日も後継者問題の話題でM&A(合併と買収)について取り上げましたが、今回はもっとM&Aについて深く突っ込んで記事にしますね!

<M&A(合併と買収)による売主(合併される方)のメリット>

・自身が高齢で後継者がいない。子供や従業員に事業を引き継げない理由がある。子供や従業員に借金(債務)を引き継がせたくない

→優秀なパートナー(事業の引き継ぎ手・買手)に会社を任せることにより、後継者の問題・相続の問題と会社の借金(債務)の問題を一度に解決できる

・従業員の雇用を守ることに繋がる

→経営者の責任=従業員の雇用

優秀なパートーナー(買手)に引き取られることによって雇用は守られ、さらに従業員にとっても職場の環境や給与などの処遇が改善されることもあります

・経営者から引退し、第二の人生を歩むこともできる

→会社ごと売却することにより、経営での悩みや会社の借金から解放される上、売却資金により残りの人生を好きなことに時間を割いたり、今まで苦労をかけてきた家族ともゆっくり過ごすことができます

<M&A(合併と買収)による売主(合併される方)のデメリット>

・創業者が築いたブランドのイメージが変更されるおそれ

・買手によって従業員の環境・処遇が変わる

・まったく面識のない人が突然経営者になる為、信頼を築くのには時間を必要とする

・個人の借金(負債)が大きい場合には、メリットで書いたような借金の悩みから解放されるどころか、収入がなくなってしまう為、固定資産税や売却にかかる税などによって現金に余裕がなくなってしまう→あらたな借入をしてしまう

なんてことが考えられます。

M&Aに関しては、M&Aに強い専門家(弁護士・会計士・事業承継アドバイザー・M&Aアドバイザー)などの専門家に一度相談をしてみるものいいかもしれないですね